今年も比較的暖冬となり過ごしやすい冬のようです。
原油価格高騰により、電気料金の値上げが今月から始まりました。去年当初言われてた値上価格より、生活負担を考慮して、値上価格が随分と抑えられましたので、影響の範囲は少なくて済みそうですが、1月の電気料金表を見て去年と比較すると燃料調整費が約5千円位上乗せになりました。原油価格も落ち着いてきましたが今後はどう変化するか多少心配もあります。
原油価格が上がると火力発電所で火を燃やす燃料に重油を使う為に電気料金も影響があるようです。
そんな電気を造っている発電所には、PRセンターというその各発電所の仕組みを知ってもらおうとする施設があります。様々な発電の方法を駆使して行う発電所に行って実際の仕組みを調べてみると、人々の大変な苦労があり、ドラマがあり、そして想像以上のスケールでタービンを回す威力がすこく興味をわき、また別の発電所を訪れたくなります。長岡の周辺には、東京電力(TEPCO)の柏崎・刈羽原子力発電所のPRセンター・東北電力の東新潟火力発電のPR館があります。柏崎・刈羽原子力発電所のPRセンターでは、原子力発電の仕組みを模型を使い判りやすく説明しており、申込みをすることで、一般の人には入ることができない発電所内をバスで無料案内してくれます。より多くの人に発電所の安全を知っていただこうと思う意気込みがよく感じられます。予断ですが、館内のレストランもリーズナブルです。
その他、「黒部の太陽」という映画にもなった黒部川第4発電所通称「くろよん」での水力発電・関西電力 黒部川電気記念館では、一般の人は入ることができない歴史ある手彫りの工事用トンネルを通り発電所を案内してくれます。他に信州大町市・ロックファイルダム・揚水発電の東京電力・高瀬川発電所、地熱発電の東北電力・柳津西山地熱発電所PR館等、様々な発電所の貴重な施設内を見学することが出来ます。
お時間ございましたら是非近くの発電所から行ってみることをお勧めします。毎日使用している電気は様々な仕組みで発電されており、それを支えている沢山の技術者に感動すると思います。